複雑な構造の根管内部を正確に把握するために用いる先端設備です。むし歯の進行度や神経・血管の位置などの確認もでき、治療精度を高められます。

ファイルとは根管治療に用いる専用器具のことです。柔らかくしなやかなニッケルチタン製のファイルを使用し、健康な根幹を傷付けずに精密に治療します。

細菌感染により破壊された根管内部を拡大・形成できる専用器具です。手動で治療するよりもスピーディに治療でき、患者さんの負担軽減につながります。

必要に応じて、根管内部に細菌や唾液が侵入しないよう、ラバーダムとよばれるゴムシートを使用します。治療環境を清潔に保つことができます。

親知らずによって炎症が起き痛みや腫れなどの症状がある場合は抜歯を視野に入れながら治療を行います。先端設備で親知らずの生えかたや状態を丁寧に精査したうえで治療方針を決定していきます。

口を開け閉めすると顎から音が鳴ったり、痛みを感じたりする場合は顎関節症の可能性があります。当院では顎関節周囲の筋緊張を和らげ、噛み合わせの調整などを行いながら、症状の改善を目指します。

小帯とは、頬の内側や上唇、舌と歯ぐきをつなぐひだのことです。歯を支える骨が退縮すると小帯の位置がズレて、舌の動かしにくさなどを感じるため、当院では切除術や伸展術なども考慮しながら治療していきます。

口内炎をくり返す疾患であり、食事や日常生活に支障をきたすこともあります。精密検査で口内炎の原因を特定し、適切に治療していきます。

お口周りや唇、舌などに痛みを伴う水疱や赤みがみられる疾患です。適切な治療薬を使用することで、早期回復が見込めます。他者への感染リスクも抑えられるため、心当たりのあるかたはご相談ください。

頬の内側にある唾液の通り道が、なんらかの刺激で異常をきたし、できもの（嚢胞）ができてしまう疾患です。状態に応じて、摘出術を行い、症状の改善を目指します。

進行したむし歯を治療しても症状が改善しない場合に行う治療です。根管の先端（根尖部）を切除し、慢性的な炎症状態を改善していきます。

抜歯をした後、歯を支える歯槽骨の辺縁が残留すると、入れ歯がしっかり装着できないなどの問題が起きます。当院では入れ歯の土台を整えるために歯槽骨形成術を実施しています。

治りにくい口内炎やできものは口腔がんの初期症状かもしれないため、専門医に診察してもらうことが大切です。舌やお口の中などに気になる症状がありましたらお早めに受診ください。